極楽寺観音堂 2012-05-29
極楽寺観音堂
 五月二十九日。小豆地蔵尊の極楽寺。遅々としながら山形札所は二十五番までやって来た。大樹の緑も清々しく、大振りの白い本堂が映える。 平成元年落慶の観音堂は、本堂の裏手に...極楽寺南の旧県庁付近には、古く馬見ヶ崎川の河道が走っていたと知られている。 念仏寺とか万日堂などの名で史料に表れる寺があり、当初の二十五番札所だった。しかし明治の初めに廃寺と定まって敷地は県が接収。 本尊や札所は極楽寺によって引き継がれた。ついでの資料に拠ると、廃寺の念仏堂を材木町の実相寺(山形十番)に移したそうだが、この堂は後の火災で現存しない... 堂内には此処も最上三十三観音群が奉納されてある。極楽寺は最上新西国九番とも載るが、御寺には既に伝えられていないとか。
二十四番 長源寺 ←《山形三十三観音 二十五番》→ 二十六番 大林院
八番 西念寺 ←《最上新西国三十三観音 九番》→ 十番 天然寺

2012-06-02

TOM
ぽんとけりゃにゃんとなくよーいよい
@rondino2106