安楽寺 中通り第十五番
六月三十日 / 真福寺 ── 高擶 ── 安楽寺
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本堂と廊下で繋がった蔵が、札所観音の座敷。外から見ると本堂の右手前の蔵になる。祭壇中央の、朱の袈裟も美しい地蔵菩薩は、山形百八地蔵尊の一つ。
その右側に西国三十三観音、左側に最上三十三観音、いずれも安政年間の奉納と記す。並み立つ諸尊の仄かな威容。風土に秘めた力の様なものを感じずには居れない。
修復を終えたと云う最上三十三観音には精彩が甦る。むかしより立つともしらぬ今熊野 仏の誓ひあらたなりけり
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子を守る地蔵尊のそばにはいつもアンパンマン、は気の所為か。庫裡にひと声懸けて辞する処、勧められるままにお茶を頂戴した。
見崎の長泉寺へ取って返さねばと逸る気を、一服に宥める
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高擶は中に入れば入るほど、道が複雑で迷いやすいのだとか。確かに地図が無いと、次の札所へは行き着けない感じもする。
それも城郭の名残りなのだろう。山門の内に渡る橋の下、美しく咲くと云う蓮は時が至らず、青々とした葉を広げる
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■山形テレビ編『やまがたのお寺さん 第四集 −天童・東根・村山−』1980年
■大風印刷編『続・山形のお寺』2006年
■大風印刷編『続・山形のお寺』2006年
2018-07-10
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TOM
ぽんとけりゃにゃんとなくよーいよい
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