芳沢馬頭観音堂
八月十六日。芳沢集落は山形市の西部。上反田の安養寺の手前から折れれば一本道で至る。暑い盛りにふらふら散輪...
短い参道は赤い鳥居に始まる。境内には、以前冬季分校だった公民館と、塗装が褪せていない感じのシーソーとブランコ...
御堂を拝すと皇紀二千六百年と書き添えた「観音堂」の額を正中に掲げるが、とても同じ年に書かれたとは思えない白い詠歌額の方が目立つ...
大曽根地区の資料によれば、深沢山観音として延宝三年に再建されたとする。本尊は三面臂の忿怒形で、慶応の頃の三十三観音像も収めてあるとか。写経額や石灯籠に見える年号はみな幕末期。
屋根や基礎の改修は適宜行われてきたらしい...しかし此処まで金華山の石碑を三つも見かければ、ちょっと多い気もする...
2012-08-17
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TOM
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@rondino2106